九州大学・IITD オンラインワークショップ2020が開催されました。

2020年12月3日(木)、九州大学とインド工科大学デリー校(IITD)は、「Secure IoT Space workshop」をオンラインで開催しました。
新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの開催、日本時間13:00~22:00と長時間に及ぶワークショップとなりました。
Fujitsu Laboratories of America、Imperial College Londonより、基調講演の 2名 を迎え、発表者 11名、参加者 約60名により、活発な意見交換をすることができました。

 

プログラム詳細

発表内容の詳細は、こちらをご覧ください。


 

以下に、Webexを使ったオンラインワークショップ当日の様子をご紹介します。

Opening:

Koji OKAMURA (Workshop Chair.)

 

SICORPプロジェクトは、2016年にスタートしました。このプロジェクトの目指すところは、「Secure Society5.0とDX – Digital Transformation」です。
スタート当時はSociety4.0でしたが、現在はSociety5.0です。最近日本において、特にSDGs達成に向けDXは重要であり、セキュリティとプライバシーはデジタルテクノロジーにおいて重要な鍵となります。
我々はSociety5.0の安全性、特にIoTに焦点をあてていますが、IoTだけでは機能しません。巨大なデータを処理する過程には人間の存在があります。そのため、私たちは6つのワーキングパッケージを設計し、人間がこれらの情報を安全に処理する方法に焦点をあてています。
現在はコロナ禍において、オンラインでの日印研究交流となりますが、近いうちにまたインドを訪問できる日が来ることを願っています。

 

       

 

 

KeynoteⅠ:

Hart Montgomery

(Fujitsu Laboratories of America)

           

 

 

SessionⅠ:

Wai Kyi Kyi Oo (Kyushu University)

R. Madhukar Yerraguntla (IITD Delhi)

Takatsugu Ono (Kyushu University)

Nivedita Shrivastava (IITD Delhi)

Haibo Zhang (Kyushu University)

Sandeep Kumar (IITD Delhi)

 

KeynoteⅡ:

Anna Maria Mandalari

(Imperial College London, UK)

           

 

 

SessionⅡ:

Kosuke Kaneko (Kyushu University)

Sanjiva Prasad (IITD Delhi)

Yoshihiro Okada (Kyushu University)

Geeta Yadav (IITD Delhi)

Alaa Allakany (Kyushu University)

 

 

Closing:

Sanijva Prasad (Workshop Chair.)

 

ワークショップを終えて、まずはすべての講演者、発表者、参加者に深く感謝いたします。
講演内容はとても発展的かつ建設的であり、特に生産性が高いものとなりました。
Society5.0に関するアプローチはとても強みになり得るでしょう。
今後も日印連携した、継続的な研究を深めていく必要があると思います。皆さん、ありがとうございます。